2011年5月23日月曜日

業平忌@十輪寺

平安時代の六歌仙であり、伊勢物語のモデルとしても有名な在原業平の名はみなさんご存知だと思いますが、その業平のお墓が十輪寺にあることはご存知でしたでしょうか?

命日にあたる5月28日、56歳で没した業平の忌日法要が当寺で行なわれます。法要は、三弦による独特の声明法式で、歌詠みである業平を慕って多くの俳人・歌人が集い、舞踊・京舞の奉納や、献花があります。また、お茶席も設けられます(詳細は未定)。

業平はこの地で貴族の風流な野遊びの一種である塩焼きをおこない、その塩竃が現存しているとのことです。風流な遊び、塩焼きってなに? 


業平の歌をひとつ

世の中に たえて櫻の なかりせば 春の心は のどけからまし


十輪寺へは:
京都駅からJR向日町駅下車、阪急バス(66系統)善峯寺行きに乗り、「小塩」で下車、直ぐ近くです。

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